タイトル 震度7の恐怖
2018/09/13

震度7の恐怖

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◆災害は忘れたころにやって来る。平時からの備えを呼び掛ける警句ですが、今回の北海道胆振東部地震は西日本の豪雨の被害も癒えぬ間に、台風21号の被害が追い打ちをかけ、さらに北海道を巨大地震が襲うというものでした。今までこんなに自然災害が続いたことは記憶にありません。被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
◆震度7では立っていることができず、揺れにほんろうされ、はって動くこともままならないそうで建物や周囲の環境への甚大な被害が避けられません。震源地の厚真町の山々の土砂崩れの様子は今までに見たこともない戦慄を覚えるものでした。被災された皆さんはさぞかし恐怖を感じ目の前の光景が信じがたいものであったと思います。
◆私は5月にこの震源から12キロほど離れた牧場で開催されたランニングイベントに参加したばかりでした。どこまでも続くなだらかな丘陵につややかに広がる緑、ゆったりと吹く風。北の大地の息吹を体中に感じて走った記憶もまだ鮮やかです。続々と入る被災地の情報に牧場の人や施設、馬たちは大丈夫だったのか気になりました。ほどなく「被害はありません」とネットで確認し安心しました。
◆停電、断水と日常生活へのダメージは相当の様子。避難所では今も2千人近い方が生活をしています。1日も早い復旧を祈るばかりです。報道では障害者用のトイレも設置されたと不自由な中でも被災者への目配りができているようです。不穏になった障害を持つ子と避難所に入れないというご家族の声もありました。いざそのときに何をすべきか。何ができるか。今考え準備しておくことが私たちの責務だと思います。