事務局長のつぶやき

寄付してほしい

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◆3月1日青葉区役所で開催された看護師・支援者向け研修「医療ケアのある方の暮らしと支援」-医療型短期入所施設もみじの家が目指す社会-に参加してきました。以来胸の中を去来する言葉が今回のタイトルです。医療ケアのある重症心身障害児者を支えるこまちを運営する我らも同志の健闘に拍手を送りつつ、経営の不安に悩みは尽きません。
◆今回の講演者内田勝康さんのことはこのブログ(29年10月)でも「NHKの看板アナウンサーがなぜ定年を前に医療的ケア児の短期入所施設施設長に転身されたのか」として取り上げました。今回はご本人からお話を聴けるとあって一番乗りしました。さすがに洗練された語りで現在の活動の様子、一人ひとりに焦点を当てたドラマを伝えながら家族の悩みの深刻さ、社会的支援の必要性、制度の課題を訴えかけてきます。
◆講演中2016年NHK「おはよう日本」で放送されたもみじの家の様子を視ることができました。いち早くこの問題を取り上げ社会に伝えてくれていたのです。今や利用登録に3年待ち、待機者100人超。今後の課題はサービスを提供する体制を保証する仕組みであると講演を結ばれました。厳しい経営の現実に寄付や自治体の支援で乗り越え、さらに内田さんが書かれた「医療的ケアの必要な子どもたち」(ミネルヴァ書房)の印税も寄付しますと。素晴らしいことでまねができません。さてどうすれば良いのやらと考える3年目です。