事務局長のつぶやき

泉区障害福祉自立支援協議会

泉区障害福祉自立支援協議会の画像

去る6月16日泉区障害福祉自立支援協議会総会に出席しました。障害福祉に関わる区内80の関係機関、関係者約100人が参加をして、区役所4階の大きな会議室は熱気に包まれていました。自立支援協議会は、障害者総合支援法に「地方公共団体は、障害者等への支援の体制の整備を図るため、関係機関、関係団体並びに障害者等及びその家族並びに障害者等の福祉、医療、教育又は雇用に関連する職務に従事する者その他の関係者により構成される協議会を置くように努めなければならない」とされていて、横浜市各区も努めた結果、設けられ、個々人が抱える課題を地域の課題としてとらえ、地域の様々な立場の人が、課題解決に向けて共に協力しながらつながる場として運営されています。地域の障害福祉を充実するうえで大変重要な場となっています。
総会では7つの部会、2プロジェクトの活動報告と29年度の活動予定が承認されました。重心部会、グループホーム部会では当法人の職員が中心メンバーとなって活動を推進してくれています。多忙な本務の傍ら公的な役割を果たしてくれていて大いに感謝し、誇らしく感じたところです。
後半は意見交換、3月11日のシンポジウム「もしも、私たちの町で大地震が起きたら...」を振り返り、日々のネットワークづくりがいかに大切かを話し合いました。そうです。私も6年前のその時、この会議室で研修中の民生委員さんたちと尋常でない揺れを感じ慌てていたのでした。その後の交通の混乱、計画停電、物資の不足等々の苦難に、関係者が手を携えて乗り越えたのでした。経験に学び災害時に弱者となる皆さんの安全を支えるのは日ごろの私たちの連携です。その強さ、細やかさが求められています。