事務局長のつぶやき
常務理事になりました2017年06月12日
6月7日横浜市社会事業協会第50回評議員会で理事に選任を受け、同日の127回理事会において常務理事に選任されました。給与や待遇はなんら変わるところがありませんが、法律上の位置づけが加わり責任がよりはっきりすることとなりました。そのことにからめて少し話が硬くなりますが社会福祉法人をめぐる変化についてお話します。
昨年度から関係者が対応に追われた社会福祉法人制度改革のねらいの第一は、経営組織のガバナンスの強化、統制の取れた業務運営体制を確保しようとするものでした。その結果4月から評議員会は諮問機関から議決機関に役割を変え、定款の変更や役員の選任・解任など法人運営の重要事項の決定、その後の監督を任務とし、理事、理事長への牽制機能の発揮、財務会計のチェックを期待されるところとなりました。そのような経過もあり、今回の評議員会は緊張のうちに開催され、8人の理事を選任いただき、28年度の事業報告をし、決算の計算書類に承認をいただきました。
その後理事会で常務理事、社会福祉法第45条の16に定める業務執行理事となりました。ちなみに「業務執行理事」とは、法人の業務を執行させるために選定した理事と説明され、さらに「理事長及び業務執行理事は、3か月に1回以上自己の職務の執行状況を理事会に報告しなければならない。」となっていて、対外的なことは理事長の責任として、日常業務の管理は私がしっかりせねばならないということになります。決算の手続きが終わり、社会福祉法人制度改革に沿って議決機関となった評議員会、義務と責任が明確になった理事会、それぞれが新体制で動き出しました。私の仕事もこれからです。そして一息、ようやく歓送迎会が開かれます。