事務局長のつぶやき

社会福祉をめぐる動向

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◆早くも梅雨が明けてしまい猛暑日が続いています。電力供給に不安が生じ、節電の呼びかけの一方で熱中症を避けるため適切にクーラーを使用するようにとの注意もあります。参議院選挙となりさまざまな政治課題への対処を訴える候補者の活動も熱を帯びてきました。賃金の引き上げ、物価高と法人経営に気になる話も出てきます。
◆今月出席した県社協経営者部会の研修会では、政府が経済財政運営の改革を検討している中で、社会福祉関係部分の情報提供がありました。「新しい資本主義」に向けた重点分野として、創造性を発揮して付加価値を生み出していく原動力は人、人への投資を拡大することで次なる成長の機会を生み出すことが不可欠とあります。そのとおりだと思います。
◆すでに関係職種の処遇改善に3%程度の引き上げ措置を実施いただいています。一方で生産性の向上、公的価格の費用の見える化などの課題の提起もあります。効率性を言うあまり人員配置基準が引き下げとなってはサービスの質の確保が不安です。社会福祉法人制度改革を経て運営の透明化を進めてきたことへの評価も見えません。人への投資で、私たちは不断の業務改善によりサービスの質を高め、ご利用者の生活の質の向上を図ります。
◆昨年5月からお世話になっていたCaféTurtleの一室を引き払い中田の事務所に戻りました。ご利用者が順調に増えてきたので本来の利用に供します。中田の事務所には大きな机を持ち込んで恐縮です。一段と密になった部屋で自社ビル建設の夢が膨らみます。