事務局長のつぶやき
施設長になりました2018年11月15日
◆9月下旬理事長から辞令をいただき横浜市中央浩生館施設長を兼務することになりました。法人の事情により当面の対応としてではありますが緊張の毎日です。私たちが社会福祉法人となって最初に手掛けた事業であり、現在は横浜市から指定管理を受ける公の施設の運営は大変責任の重い仕事です。明るく真面目な職員の皆さんに支えられて無事に2か月が経とうとしています。
◆浩生館は生活保護法に定める更生施設。「身体上又は精神上の理由により養護及び生活指導を必要とする要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする施設」と規定されています。心や身体のことで社会生活に不安を抱える人たちが、規則正しい生活で健康を回復し、安心して社会復帰していただくお手伝いをする施設とご案内しています。
◆6時起床、6時30分からラジオ体操で一日が始まります。7時半に朝食、12時に昼食。その間に館内作業があります。ダイレクトメールの封入やミニカーの部品組み立てなどポップなBGMを流しながら皆さんで作業します。午後も休憩をはさみつつ作業、17時過ぎから夕食、入浴。21時までは外出も可能で22時には消灯します。居室は4人部屋で古くて申し訳ないのですが、腕に覚えのある職員さんたちが作る食事は浩生館の自慢です。そして毎日入浴できます。親睦やリフレッシュのための行事も毎月あります。
◆人生なんらかの躓きでここに集った方々が心身を整えてまた走り出せるよう優しき職員たちが家族の眼差しで見守り、大所帯を切り盛りしています。「ハウスレスではないのです。ホームがないのです。」先輩から聞いた言葉がよみがえります。